次は指名してもらう。
技術ができるようになって、気遣いのできる接客もできるようになった!!!
そして僕たち美容師にとってのやりがい、「指名してもらう」
僕たちももちろん人間。
人に必要とされる方がよりエネルギーも生まれてやりがいを感じる。
指名をしてもらうっていうことはわかりやすく少し大袈裟に言うと「他のひとではなくあなたに私の髪を切ってもらいたい」っていうこと。
それは美容師からするとどれだけ嬉しいことか。。
その分僕はまだそこまで大きいのは経験したことはないけどお客様を取られた取っただのって一悶着もあったりする。
もちろんお客様も人間で、前はあの人を指名してたけど他の人にも切ってもらってみたい、ずっとこの人に切ってもらってるからたまには違う人に切ってもらってみたい、っていう感情もあって当然。
でもそこでお客様に毎回丁寧に接して、その時の気分をヒアリングして、求める正しい技術を提案して「この人じゃないと嫌!!!」って思ってもらえるお客様と1人でも多く付き合っていけたらこれはもう美容師冥利に尽きるの一言。
今の時代、信号よりも沢山あるといわれている美容院。
指名制度なんて無しでどんどんお客様を回転させていくお店もある。
でも僕が美容師を始めた時のモチベーションはちゃんとしたスタイリストになってお客様と末永くお付き合いできること。
かといって付き合いが長くなってきたからといって「いつもの」って感じで毎回同じように施術をこなすのもつまらない。(もちろんそれが楽でリピートされるお客様も沢山いる)
でも僕はいくら指名され続けても毎回同じ髪型製作工場みたいにはなりたくない。
それは絶対ずっと変わらない自信がある。
同じ国で同じ地域でその中でも自分の働いているお店に来て自分が担当になる、っていうのはすごい巡り合わせの連続。
その巡り合わせに感謝して、しっかりとフルパワーでお客様とぶつかって、その結果お客様の気分が上がったり周りに褒められたりしてまた自分の所に来てくれたらなぁって思いで働いています。